熊本高専の学生が講師に 人吉球磨地域の小中学生55名がプログラミングを体験

熊本高等専門学校(熊本県八代市・合志市、校長:林 健司、以下「熊本高専」)は、令和8年9月26日(土)、人吉球磨地域の小中学生を対象としたプログラミング体験講座を開きました。講師を務めたのは熊本高専の学生たちです。

科学技術に触れる機会が限られる地域の子どもたちへ
人吉球磨地域は熊本県の南部にあります。高等教育機関が少なく、都市部と比べると、科学技術やプログラミングに触れる機会が限られているのが現状です。
熊本高専はこうした状況を踏まえ、地域の子どもたちに科学技術への興味や関心を深めてもらうことを目的に、今回の講座を企画しました。

センサーブロックからロボットまで、多彩な体験メニュー
講座では、さまざまなプログラミング体験が用意されました。主な内容は次のとおりです。
- センサーブロックを用いたIoTプログラミング
- じゃんけんロボットの製作
- 球形ロボットを用いた図形描画
参加者は小学生51名、中学生4名の合計55名です。子どもたちは試行錯誤を重ねながら、楽しんで学習に取り組みました。
年齢の近い学生が講師を務める
この講座の大きな特徴は、熊本高専の学生が講師を担当したことです。年齢の近い学生との交流を通じて、参加した子どもたちは科学技術やプログラミングをより身近なものとして感じることができました。
熊本高専は今後も、地域の子どもたちが科学技術に親しみ、将来の学びや進路を考えるきっかけとなるような教育活動を続けていくとしています。
情報系人材の育成に力を入れる熊本高専
熊本高専は、昭和18年設立の熊本無線電信講習所を前身とする熊本電波工業高等専門学校と、昭和49年設立の八代工業高等専門学校とが再編統合し、平成21年10月に設立されました。2つのキャンパスに6学科・2専攻を持ち、ICT技術を共通基盤として、電子情報系と融合・複合工学系分野を特徴としています。多様な社会的課題の解決に応えることのできる実践的技術者の育成を目指す高等教育機関です。
また、熊本高専は令和6年度大学・高専機能強化支援事業に選定されており、高度情報専門人材の育成強化を図るため、令和8年度から教育体制を変更しました。熊本キャンパスでは3学科の名称を「電子情報通信工学科」「知能制御情報工学科」「情報工学科」に改め、教育課程も変更して、様々な分野の情報技術を開発できる人材の育成を目指します。八代キャンパスでは各学科に「情報コース」を新設し、各専門分野で情報技術を駆使できる人材の育成を目指します。
さらに情報教育セキュリティセンターを設置し、全学科共通の情報基礎科目を設定しました。学校全体で情報系人材の育成に取り組んでいきます。












