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『kodomoえほん』全国出版!外国にルーツを持つ20人のこどもたちが、日本語を学びながら作った一冊

『kodomoえほん』全国出版!外国にルーツを持つ20人のこどもたちが、日本語を学びながら作った一冊

特定非営利活動法人 共に暮らす(ともくら)が企画・運営する、外国にルーツを持つこどもたちによる絵本制作プロジェクト「kodomoえほん」が、このたび出版社・三恵社より出版されることとなりました。

「kodomoえほん」は、外国にルーツを持つ20人のこどもたちが、自分たちのアイデアや経験をもとに、日本語で物語を考え、みんなで協力しながらつくり上げたえほんです。

https://tomokura.org

書籍名:『kodomoえほん』
企画:特定非営利活動法人 共に暮らす
制作:外国にルーツを持つこどもたち 20名
出版:株式会社三恵社
発売:2026年10月31日
定価:定価 2,420 円(税込)
ISBN:9784824403896

※予約商品の発送は10月下旬より順次発送予定
※書店発売は11月以降

【出版社】
https://www.sankeisha.com/book-search/detail/20261001181158

【Amazon】
https://amzn.asia/d/0efj2Wwx

日本には、さまざまな国や地域にルーツを持つこどもたちが暮らしています。

生まれた国、育った国、家庭で使う言語、来日時期、日本語の習得状況など、その背景は一人ひとり異なります。日本語を学びながら学校生活を送るこどももいれば、日本で生まれ育ちながら、家庭では日本語以外の言語を使って生活するこどももいます。

一方で、学校生活の中では、学校独自のルールがわからないや自分の考えを日本語でうまく伝えられないといった困難に直面することがあります。

日本で暮らす外国にルーツを持つこどもたちの中には、日本語だけではなく、日本の学校生活や友達との関わり方、学校独自のルールや文化などに戸惑いながら生活しているこどもたちもいます。

本プロジェクトでは、そんなこどもたち自身が「日本の学校生活」をテーマに、それぞれの経験や感じていることを持ち寄り、物語として表現しました。

20人のこどもたちが、日本語でつくったえほん

今回の制作には、外国にルーツを持つ20人のこどもたちが参加しました。5つのグループに分かれ、それぞれ異なる物語を題材に、「もし自分たちだったら、どうする?」と考えながら、ストーリーを自由にアレンジ。登場人物、場面、セリフ、物語の展開などについて、こどもたち自身が意見を出し合いながら、一つひとつの作品をつくり上げました。

https://tomokura.org

母語ではない日本語を使って、自分の考えを人に伝えたり、一つの物語としてまとめたりすることは、決して簡単なことではありません。それでもこどもたちは、お互いの考えを聞きながら、最後までそれぞれの役割を果たし、一冊のえほんを完成させました。

「kodomoえほん」で大切にしたのは、大人が“正しい文章”に直すことではなく、こどもたち自身のことばや表現を残すことです。文章や物語には、一人ひとりの日本語の使い方や、それぞれの考え方、文化的な背景が表れています。だからこそ、このえほんには、完成された文章だけでは見えてこない、こどもたちの今の姿や成長の過程が詰まっています。

kodomoえほん 表紙

絵本を「つくること」そのものが、こどもたちにとって学びや社会参加の機会となっています。

クラウドファンディングから、正式な出版へ本プロジェクトでは、制作や印刷、こどもたちの活動を支えるため、クラウドファンディングを実施しました。

多くの皆さまから温かいご支援をいただき、クラウドファンディングは目標を達成。

当初は、完成した「kodomoえほん」をクラウドファンディングのリターンや寄贈用として増刷することを予定していました。

しかし、プロジェクトへの多くの応援をきっかけに、今回、出版社・三恵社より正式に出版されることとなりました。

こどもたちが一つの活動としてつくった物語が、プロジェクトの中だけにとどまらず、全国のさまざまな方に手に取っていただける「絵本」として社会へ届けられることになります。

えほんの制作過程のアーカイブ映像

【DAY1】

https://youtu.be/eXHxeco7r6E

【DAY2】

https://youtu.be/6nQo2owIjDM

【DAY3】

https://youtu.be/TTph43u0qco

【DAY4】

https://youtu.be/zYKRieWti4A

【2024年、初めてのkodomoえほん制作の様子】

https://youtu.be/XBTwljhL0Jw

この出版は、制作に参加したこどもたちだけではなく、クラウドファンディングでご支援くださった皆さま、ボランティアの皆さま、学校・教育関係者、地域の皆さまなど、多くの方の応援によって実現したものです。

今回の出版をゴールとするのではなく、この一冊を学校や地域、教育・支援の現場へ届けることで、さらに多くのこどもたちや大人たちが、多文化共生について考える機会につなげていきます。

代表理事 アジズ・アフメッド からのコメント

代表理事からのコメント

私は日本語がまったく分からない状態で、9歳のときに家族と一緒に来日しました。10歳頃からは、家族のために市役所や病院の手続き、学校書類の代筆などを担うようになりました。日本語を書くことの難しさだけでなく、日本の制度そのものを理解しなければならないことも、大きな負担でした。いま、日本には多くの外国にルーツを持つ子どもたちが暮らしています。その中には、ことばや制度の壁の中で、本来子どもが担う必要のない役割を引き受けている子どもたちもいます。私たちは、その子どもたちが自分の将来や夢に向かって進んでいける存在として支えたいと考えています。

今回の出版をきっかけに、「kodomoえほん」をより多くの方へ届けていきたいと考えています。

学校、教育関係者、日本語教室、多文化共生に関わる方々をはじめ、ぜひ皆さまの周りにも本書をご紹介いただけましたら幸いです。

一人ひとりのシェアやご紹介が、こどもたちの声を次の誰かへ届ける力になります。

外国にルーツを持つ20人のこどもたちが、日本語で考え、話し合い、つくり上げた物語を、ぜひ多くの方に手に取っていただければと思います。

団体のこれまでの歩み

・2019年 小中学校の校長会にて「ことばのヤングケアラー」の経験を発表

・2020年 共愛学園前橋国際大学竹内愛准教授との共同研究

・2021年 多言語版動画「小学校の持ち物」30本以上

・2022年 NHK ことばのヤングケラー番組取材

・2022年 NHK Worldにて英語版の記事が掲載

・2023年 高校での教員研修会

・2023年 多文化共生イベントでパネリストで登壇

・2023年 群馬イノベーションアワード ファイナリスト

・2023年 外国にルーツを持つこどもを対象とした書道イベント 

・2024年 kodomoえほん「第 1 弾実施」

・2024年 kodomoえほん「第 2 弾実施」

・2024年 NHK WORLD-JAPAN ドキュメンタリー(Where We Call Home)

・2024年 ともくら塾を開催(夏休み期間に月8回)

・2024年 日本の小学校の持ち物動画(日本・英語・スペイン語・中国語)

・2024年 ともくら塾を開催(冬休み期間に月4回)

・2025年 ともくら食堂の実施 (全7回)

・2025年 ともくら塾を開催(夏休み期間に月4回)

・2025年 高校進学のガイドブック制作

・2025年 JICA基金活用事業「教員研修会」

・2026年 「ともくら®︎」は特許庁にて正式に商標として登録されました。

・2026年 ともくら祭「3月28日」開催

・2026年 ともくら塾を開催(夏休み期間に月8回)

※スペースの関係で一部省略されているものもございます。

団体概要

団体名:特定非営利活動法人 共に暮らす
通称:NPO法人ともくら
代表理事:アジズ・アフメッド
所在地:〒371-0021 群馬県前橋市住吉町1丁目4−1 KAWA BUILDING 3階302号室
法人成立:2023年8月29日
WEB:https://tomokura.org
Mail:info@tomokura.org

本記事は、特定非営利活動法人共に暮らすが2026年10月18日にPR TIMESで発表したプレスリリースを原文のまま掲載しています。
元のリリース:『kodomoえほん』全国出版!外国にルーツを持つ20人のこどもたちが、日本語を学びながら作った一冊