中小企業診断士1次試験、2026年度は財務・会計が前年比6.4点上昇 TAC独自データで見る科目別平均点

資格の学校を運営するTAC株式会社(東京都千代田区)は、独自サービス「データリサーチ」の集計をもとに、2026年度中小企業診断士1次試験の科目別平均点を分析しました。2026年度のデータ総数は1,923人です。7科目の平均点を前年度と比べると、上昇したのは3科目、低下したのは4科目でした。

前年度から平均点が上がった3科目
平均点の上昇幅がもっとも大きかったのは財務・会計で、前年度から6.4点上がって59.2点でした。企業経営理論は6.0点上昇して64.4点、経営情報システムは5.9点上昇して60.4点です。
- 財務・会計:59.2点(前年度比6.4点上昇)
- 企業経営理論:64.4点(前年度比6.0点上昇)
- 経営情報システム:60.4点(前年度比5.9点上昇)

中小企業経営・中小企業政策は9.4点の低下
反対に、中小企業経営・中小企業政策の平均点は前年度の68.6点から59.2点になり、9.4点下がりました。経済学・経済政策、運営管理、経営法務の3科目も前年度の平均点を下回っています。
なお、これらの平均点はTACデータリサーチ参加者の集計値で、受験者全体の平均点ではありません。また、前年差は四捨五入する前の数値から計算しているため、表示された平均点どうしを引き算した値と一致しない場合があります。
5年間で見ると最低点と最高点が混在
2022~2026年度のTACデータリサーチを並べると、2026年度の経済学・経済政策(54.3点)、運営管理(56.5点)、経営法務(54.1点)は、いずれもその科目の5年間で最も低い平均点でした。一方で、財務・会計の59.2点は、同じ5年間でこの科目の最も高い平均点です。TACは、同じ科目でも年度によって得点傾向は変わるため、試験を振り返る際には複数年度の結果をあわせて確認することが参考になるとしています。
分析のもとになったデータと公開中の解説
「TACデータリサーチ」は、受験者が登録した解答データをTACが集計・分析し、科目別平均点や問題別正答率などを提供するTACオリジナルのサービスです。今回の数値は、TAC中小企業診断士講座「2026年度1次試験 シン・分析セミナー」の資料に基づくもので、資料には2026年度の科目別平均点と前年差、2022~2026年度の平均点の推移が掲載されています。
TAC中小企業診断士講座の秋田吉也講師による「シン・分析会セミナー」はYouTubeで公開されており、得点分析の解説は16分32秒から視聴できます。分析資料は動画の説明欄で案内されています。
TACはあわせて、講義とサンプルテキストを見られる無料の体験Web受講も用意しています。登録後に届く案内メールから視聴でき、講義の進め方や教材が自分に合うかを、気になる科目で確かめられます。2027年合格目標のコースや料金も確認できるとのことです。
出典:TAC株式会社












