「使い方が分からなかった」から「使ってみたい」へ 石川県白山市で職員向け生成AI「QommonsAI」活用研修(初級編)

Polimill株式会社(本社:東京都港区/代表取締役:伊藤あやめ・谷口野乃花)は2026年10月7日、石川県白山市の職員を対象に、自治体向け生成AI「QommonsAI(コモンズAI)」の活用研修(初級編)を行いました。この研修は、石川県内の自治体を対象とした「QommonsAI 石川県キャラバン」の取り組みの一環として実施されたものです。

現地・オンライン・庁内配信で職員が参加
研修は現地とオンラインを併用して開催されました。カリキュラムは初級編で、午前と午後に分けて行われています。それぞれの参加者数は次のとおりです。
- 午前:現地28名・オンライン18名・庁内配信25名
- 午後:現地15名・オンライン22名・庁内配信19名
参加者には、すでに生成AIを使っている職員から、ほとんど使ったことのない職員まで、幅広い層が含まれていました。

「知っている」と「使える」の間にあった壁
研修の中心は、生成AIの基本的な使い方と活用の進め方です。初めて触れる職員でも理解しやすいよう、内容を工夫して解説が行われました。
参加者からは「使い方が分からず利用していなかったが、この研修でどんなに便利か分かりました」という声が上がりました。生成AIの存在は知っていても、具体的な使い方が分からず利用していなかった職員にとって、今回の研修は業務での活用を考えるきっかけになりました。研修後には「実際に使ってみようと思った」「参加してよかった」といった感想も複数寄せられ、まずは業務の中で試してみようという意欲につながっています。
現場の業務から出てきた具体的な要望
基本操作の習得にとどまらず、実際の仕事を踏まえた要望も出されました。たとえば、優先度の高いメールを自動で振り分けて返信案の作成まで行うメール管理機能への期待や、商標・意匠・類似表現などについてWeb上の情報を検索し、確認作業に生成AIを使いたいという声です。こうした要望からは、生成AIを日々の業務に取り入れて、より実践的に活用したいという関心の高さがうかがえました。
担当者「心理的なハードルを下げる研修を」
研修を担当した同社の中嶋氏は、「使い方が分からず利用していなかったが、この研修でどんなに便利か分かりました」という言葉が特に印象に残ったと振り返ります。生成AIを知っていても、使い方が分からないために活用できていない人がいることをあらためて実感したといいます。そのうえで、今回をきっかけにまずは実際の業務でQommonsAIに触れ、それぞれの仕事に合った活用方法を見つけてほしいとし、今後も生成AIを使い始める際の心理的なハードルを下げ、業務での活用につながる研修を届けていく考えを示しました。
導入後の「使いこなし」まで伴走する研修プログラム
同社は、QommonsAIを導入した自治体を対象に、社員が直接現地を訪問する対面型の研修プログラムを全国で展開しています。初級編から上級編・管理職向けまで、自治体の習熟度や課題に合わせたカリキュラムを用意しており、「導入して終わり」ではなく「現場で使いこなせる」状態になるまで伴走するとしています。研修に関する問い合わせは、QommonsAIサポート窓口で受け付けています。
QommonsAIは、Polimill株式会社が開発・提供・運用する行政向け生成AIです。国内外の法律・政策・論文・自治体事例など数千万件以上のデータをもとに、エビデンスに基づいて自治体の課題解決を支援します。2026年7月時点で全国約1100以上の自治体・約60万人が利用しており、議会対応、政策立案、住民対応、広報業務など幅広い業務で使われています。Polimill株式会社は「のこしたいみらいを、ともにつくる」をミッションに掲げる創業5年のICTスタートアップで、QommonsAIのほか、まちづくりに誰もが安心して簡単に参加できるSNS「Surfvote(サーフボート)」も開発・運営しています。
出典:ポリミル












