「告白」「謝罪」の悩みに大学教員が専門知で挑む 京都橘大学「お悩み解決チャンネル」第2弾・第3弾を公開

京都橘大学(京都市山科区、学長:岡田 知弘)は、動画コンテンツ「キョウトタチバナヒーローズ お悩み解決チャンネル」の第2弾と第3弾を公開しました。日常のさまざまな「悩み」に対して、大学教員がそれぞれの専門知識や人生経験を持ち寄り、解決策を提案するシリーズです。今回は「告白の成功率を上げたい」「先輩に謝る方法を知りたい」という学生のリアルな悩みを取り上げ、異なる専門分野の教員が向き合っています。

研究者を「ヒーロー」として発信するプロジェクト
このシリーズは、同大学が展開する研究者PRプロジェクト「キョウトタチバナヒーローズ」の一環です。プロジェクトでは、多彩な教員の研究内容に光を当て、研究者一人ひとりの問いや想い、研究の魅力をわかりやすく発信しています。高校生を中心とした若い世代が、大学での学びに興味を持つ新たなきっかけをつくることを目的としています。
背景にあるのは、高校生の進路選択をめぐる状況です。近年は「何を学びたいか」「何に興味を持てるか」が重視される一方で、実際に学問や研究に触れる機会は限られています。京都橘大学は、文系・理系・医療系の10学部18学科が1つのキャンパスに集う総合大学です。分野の異なる教員や学生が日常的に関わり合っており、「研究ユニット」をはじめとする分野横断の共同研究も活発に行われています。こうした特長を生かし、プロジェクトでは社会のさまざまな問いに向き合う研究者を「ヒーロー」として表現しています。同大学は今後も、研究者の多様な視点や学問の面白さを発信し、総合知の魅力を伝えていくとしています。

第2弾:「告白の成功率を上げたい」に3分野から迫る
第2弾に出演する教員は、次の3人です。
- 文学部 日本語日本文学科 教授・野村 幸一郎さん(専門:日本近代文学)
- 工学部 ロボティクス学科 教授・小野 哲雄さん(専門:ヒューマンロボットインタラクション)
- 総合心理学部 総合心理学科 助教・小野 由莉花さん(専門:社会心理学)
3人は「文学から読み解く人の心の動き」「人とロボットのコミュニケーション」「恋愛心理学から考える環境づくり」という、それぞれの分野ならではの視点を持ち寄ります。一見異なる学問の視点を組み合わせ、相手への気持ちの伝え方や告白する環境など、さまざまな角度から成功率を高める方法を探ります。学生からは、学生広報スタッフ(経済学部 経済学科4回生)、演劇部(経営学部 経営学科2回生)、ナビゲーター(工学部 建築デザイン学科3回生)が出演しています。

第3弾:「先輩に謝る方法を知りたい」を実践まで
第3弾の依頼者は、書道部に所属する文学部 日本語日本文学科書道コースの4回生です。この悩みに、文学部 歴史学科 准教授・後藤 敦史さん(専門:日本近代史(幕末維新史))、経営学部 経営学科 准教授・楊 秋麗さん(専門:企業論、国際経営論、中国企業研究)、発達教育学部 児童教育学科 教授・倉持 祐二さん(専門:社会科教育学、社会科教育史)が取り組みます。江戸時代の「詫び状」から考える気持ちの伝え方、経営学の「市場調査」を応用した相手への理解、発達教育学から考える謝る場所や環境など、異なる学問の知見を持ち寄り、相手に思いが伝わる謝り方を探ります。
さらに第3弾では、教員からのアドバイスをもとに、学生が実際に借りたものを先輩に返して謝る様子まで撮影しています。先輩として登場するのは、文学部 日本語日本文学科書道コースの卒業生です。専門知から導き出した方法を実践する構成になっています。
どちらの回も、研究内容や学問の魅力をわかりやすく伝えるだけではありません。教員自身の学生時代の経験や葛藤、失敗談なども織り交ぜて語られており、研究者・教員の人柄や価値観にも触れられる内容です。

第1弾と教員制作のテーマ曲
シリーズの第1弾では、「絶叫マシンを克服したい」という経営学部 経営学科4回生の悩みがテーマでした。国際学部 国際学科 講師・クリストファー,コネリーさん(専門:応用言語学、英語教育学)、デジタルメディア学部 デジタルメディア学科 准教授・高本 陽花さん(専門:芸術学、3DCG)、看護学部 看護学科 教授・松本 賢哉さん(専門:精神看護学)が出演しています。3人は異文化コミュニケーション、VR技術、精神看護学など多様な知見を持ち寄り、提案した解決策の有効性を検証する実証企画にも挑戦しました。なお、国際学科は2027年4月に国際英語学部 国際英語学科から名称変更する学科です。
オープニング曲『Getting Started!』とエンディング曲『Tachibana Soundscape』は、デジタルメディア学部の教員が制作しました。オープニング曲は、学生一人ひとりの好奇心が広がり、新たな挑戦へとつながっていく姿をイメージしたものです。エンディング曲は学内で収録した環境音をもとにしており、救急救命学科の実習音、臨床工学科の機器音、ロボティクス学科の駆動音、書道で筆が紙に触れる音、弓道で矢が放たれる音などが取り入れられています。制作者は次のとおりです。
- 『Getting Started!』:作曲、ギター演奏、エンジニアリングは藍 圭介さん、ピアノ演奏は小松 正史さん
- 『Tachibana Soundscape』:作曲、演奏は小松 正史さん、環境音収録は小松 正史さんと藍 圭介さん、エンジニアリングは藍 圭介さん
- 小松 正史さんはデジタルメディア学部 デジタルメディア学科 教授(専門:音響心理学、音のデザイン、作曲、サウンドスケープ論)、藍 圭介さんは同学科 准教授(専門:サウンドプログラミング、ゲーミフィケーション、メディア芸術)
出典:京都橘大学












