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英語学習者の7割が「日常会話以上できる」と回答するも、「話せる」と自信を持つのは2割未満? IIBC調査が示す心理的ハードルとTOEIC Speaking Testの役割

英語学習者の7割が「日常会話以上できる」と回答するも、「話せる」と自信を持つのは2割未満? IIBC調査が示す心理的ハードルとTOEIC Speaking Testの役割

多くの英語学習者が抱える「話せる」自信の壁

英語学習に励む皆さんは、「自分は英語を話せる」と自信を持って言えるでしょうか? 日常会話はできるけれど、人前で「話せる」と言い切るには抵抗があると感じる方も少なくないかもしれません。

一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が2026年8月4日から5日にかけて実施した「英語学習者のスピーキング力に関する自己評価と学習実態」に関する調査は、まさにこの「話せる」自信の壁に焦点を当てています。現在英語学習を行っている10代~60代の男女1,024人を対象としたこの調査から、多くの学習者が抱える心理的ハードルと、それを乗り越えるヒントが見えてきました。

調査で明らかになった英語学習の実態と「話せる」自信のギャップ

1. 英語学習は日常に根付いているが、スピーキングには課題も

調査によると、英語学習者の85.8%が週に1日以上の頻度で学習に取り組んでおり、そのうち約半数(45.2%)がスピーキング学習にも習慣的に取り組んでいます。リスニング(71.6%)やリーディング(45.9%)に次いでスピーキングも積極的に学習されていることが分かります。

英語学習者の学習頻度と学習内容

2. 「日常会話以上できる」人は7割超、しかし「話せる」と自信を持つのは2割未満

英語でどの程度のコミュニケーションができるかという自己評価では、「日常会話ができる」以上のレベルと回答した人が71.3%に上りました。しかし、「自身の英語力について、人にどの程度『話せる』と言えると感じていますか?」という問いに対し、「自信を持って『話せる』と言える」と回答した人はわずか19.7%と、2割を下回る結果となりました。これは、多くの学習者が自身の英語力に対して高いハードルを設定していることを示唆しています。

英語コミュニケーション能力の自己評価と「話せる」自信の度合い

さらに、仕事や専門的な話題で説明・議論ができるほど「複雑なトピックについて会話できる」と回答した人であっても、72.6%は自信を持って「英語を話せる」と言い切れないと感じています。ネイティブレベルで流暢にコミュニケーションできると自己評価する層でも、自信を持って「話せる」と言えるのは58.1%にとどまり、能力とは別に「話せる」と断言するための心理的ハードルが存在することが浮き彫りになりました。

コミュニケーション能力別の「話せる」自信の度合い

3. 自信を持てない背景にある心理的ハードルと高い基準

「自信を持って話せる」と言えない理由としては、「自分より英語が話せる人が多いと感じるから」(50.8%)が最も多く、次いで「間違えることが不安で話すことに抵抗があるから」(34.5%)が続きました。周囲との比較意識や、間違いを恐れる心理が大きく影響していると考えられます。

英語を「自信を持って話せる」と言えない理由

また、「英語を話せる人」の基準についても、「外国人との雑談などのコミュニケーションがスムーズにできる」以上を想定する人が70.1%に達しており、多くの人が考える「話せる」レベルがかなり高いことが分かります。

「英語を話せる人」のレベルに対する認識

4. 「話す力」の重要性は認識しつつも、挑戦の機会は不足

今後も英語を「話す力」が重要だと考える人は86.1%に上ります。しかし、普段英語を話す機会が「ほとんどない」「まったくない」と回答した人が42.5%を占め、必要性を感じながらも実践の機会が限られている実態が明らかになりました。

「話す力」の重要性と話す機会の実態

英語を話せる人に対しては「コミュニケーション能力が高い」「キャリアの選択肢が広い」「グローバルに活躍している」といったポジティブな印象が強く、海外旅行や仕事でのコミュニケーション、外国人との交流など、公私にわたって生活を充実させたいという前向きな意向も示されています。

「英語を話せる人」への印象と英語を話せたら役立てたいこと

「話せる」自信への一歩:TOEIC Speaking Testの活用

英語学習者が抱える「話せる」自信の壁を乗り越えるための一つの方法として、TOEIC Speaking Testが挙げられます。

どんな試験・サービスか

TOEIC Speaking Testは、英語の「話す力」を客観的に測定するテストです。約20分間で全11問に解答し、0点から200点までのスコアで評価されます。発音やイントネーション、応答内容などを、テスト開発元であるETSの認定を受けた採点者が公平に評価するため、感覚的な自己評価ではなく、客観的な現在地を確認できるのが特長です。

何が新しいか

今回のプレスリリースはTOEIC Speaking Testそのものの新発表ではありませんが、調査結果から明らかになった「自分のスピーキング力のレベルが分からない」という学習者の課題に対し、TOEIC Speaking Testが有効な解決策となり得ることが示されています。心理的なハードルを感じる学習者にとって、客観的な評価は自信を育む第一歩となるでしょう。

対象者

英語のスピーキング力向上を目指すすべての学習者が対象です。特に、以下のような方におすすめできます。

  • 自分の「話す力」の客観的なレベルを知りたい方。

  • 周囲との比較や間違いへの不安から、自信を持って英語を話せないと感じている方。

  • 英語でのコミュニケーション能力を仕事やキャリアアップに役立てたい方。

学習内容と出題形式

TOEIC Speaking Testでは、リアルなコミュニケーションを想定した問題で構成されています。例えば、写真の説明、身近な質問への応答、提示された情報に基づく応答、意見とその理由を述べるタスクなどがあります。発音、イントネーション、アクセントも3段階で評価されるため、「伝わりやすさ」まで含めて正確な現在地を把握できます。

日程、費用、申込方法

TOEIC Speaking Testの具体的な試験日程、受験費用、申込方法については、一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)の公式サイトで最新の情報をご確認ください。TOEIC Programには、スピーキングテスト以外にも、聞く・読む能力を測るTOEIC Listening & Reading Testや、初級者・中級者向けのTOEIC Bridge Testsなどがあります。

TOEIC Program 公式サイト

TOEIC Programの全体像

完璧を目指すのではなく、まずは一歩を踏み出そう

今回の調査結果は、多くの英語学習者が高い目標を持ちながらも、自信を持つことや実践の機会に課題を感じている現状を浮き彫りにしました。

英語を「話せる」ようになるためには、完璧を目指すことよりも、まずは今の自分の英語力を知り、ためらわずに英語を使ってみる環境を作ることが大切です。TOEIC Speaking Testのような客観的な評価ツールを活用して、自分の現在地を把握し、小さな成功体験を積み重ねていきましょう。他者との比較や間違うことへの不安にとらわれすぎず、一人ひとりが前向きに英語に触れ、自信を育んでいける社会がきっと実現するでしょう。