総合型選抜、出願は「2校以上」が半数超え!経験者416人の声から見えた最適な出願戦略

総合型選抜の出願校数、経験者416人のリアルな声
大学入試における総合型選抜(旧AO入試)は、学力試験だけでなく、面接や小論文、提出書類などによって、受験生の個性や適性、意欲などを多角的に評価する入試方式です。この総合型選抜で「何校に出願するのが適切か」は、多くの受験生や保護者にとって悩ましい問題でしょう。
学習塾検索サイト「塾シル」を運営する株式会社ユナイトプロジェクトは、2026年8月に総合型選抜の経験者416人を対象に、出願した大学数と受験後の振り返りに関するアンケート調査を実施しました。この調査は、今後の総合型選抜を検討する方々にとって、貴重な参考情報となるでしょう。
調査サマリー:出願校数と振り返り
今回の調査で明らかになった主なポイントは以下の通りです。
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出願校数は1校が48.3%、2校以上が51.7%と、ほぼ半数ずつでした。
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2校以上に出願した人の中では、59.3%が「ちょうどよかった」と回答しています。特に2校・3校出願者では6割を超えました。
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「もっと増やせばよかった」と感じた人は22.9%、「減らしてもよかった」と感じた人は17.8%でした。

出願校数の具体的な内訳
総合型選抜経験者416人に、実際に出願した大学数を尋ねた結果、以下のような割合となりました。
| 出願した大学数 | 人数 | 割合 |
|---|---|---|
| 1校 | 201人 | 48.3% |
| 2校 | 88人 | 21.2% |
| 3校 | 75人 | 18.0% |
| 4校 | 35人 | 8.4% |
| 5校以上 | 17人 | 4.1% |
| 合計 | 416人 | 100.0% |
この結果から、1校のみの出願が約半数を占める一方で、2校以上に出願する人も過半数に上ることがわかります。

2校以上出願者の「ちょうどよかった」が約6割
2校以上に出願した215人のうち、出願校数についての振り返りを分類できた214人の回答を集計したところ、「ちょうどよかった」と回答した人が127人(59.3%)と最も多くなりました。

さらに、出願校数別に回答を見ると、以下のようになります。
| 出願校数 | 有効回答 | ちょうどよかった | もっと増やせばよかった | 減らしてもよかった |
|---|---|---|---|---|
| 2校 | 87人 | 65.5%(57人) | 18.4%(16人) | 16.1%(14人) |
| 3校 | 75人 | 61.3%(46人) | 20.0%(15人) | 18.7%(14人) |
| 4校 | 35人 | 42.9%(15人) | 37.1%(13人) | 20.0%(7人) |
| 5校以上 | 17人 | 52.9%(9人) | 29.4%(5人) | 17.6%(3人) |
2校および3校に出願した層では、「ちょうどよかった」と回答した人が6割を超えています。4校や5校以上に出願した人でも半数近くが「ちょうどよかった」と回答していますが、母数が少ないため、これらの数値は参考として捉えるのが良いでしょう。
複数校への出願を検討する際のポイント
今回の調査結果は、多くの総合型選抜経験者が、自身の出願校数に納得していることを示しています。しかし、最適な出願校数は、個々の状況によって大きく異なります。総合型選抜では、大学や学部によって併願(複数の大学・学部に出願すること)の可否や選考日程、提出書類などが異なるため、以下の点を確認しながら慎重に検討することが大切です。
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専願か、他大学と併願できるか:専願(合格したら必ず入学すること)の大学と、併願可能な大学があります。志望校の募集要項をしっかり確認しましょう。
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出願締切や試験日が重ならないか:複数の大学に出願する場合、日程の重複がないか確認が必要です。
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志望理由書などを大学ごとに準備できるか:大学や学部によって求められる書類が異なるため、それぞれの準備に十分な時間を確保できるか考えましょう。
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面接や小論文の対策時間を確保できるか:選考方法に応じた対策時間を確保できるか、現実的に検討しましょう。
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不合格だった場合に、次の受験機会があるか:もしもの場合に備え、他の入試方式や大学の選択肢があるかも視野に入れておくと安心です。
2校・3校に出願した人の「ちょうどよかった」という回答が多かったものの、これは特定の出願校数を推奨するものではありません。大切なのは、出願できる校数だけでなく、それぞれの大学に必要な準備をやり切れるかという視点で検討することです。大学ごとの出願条件や選考日程は、各大学が公表する最新の募集要項を必ず確認してください。
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