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オンライン試験、6割超が不正の発覚・疑いを経験 対策強化の課題は「人」「知識」「予算」

オンライン試験、6割超が不正の発覚・疑いを経験 対策強化の課題は「人」「知識」「予算」

調査結果のポイント

この調査では、オンライン試験の運営担当者が直面する不正の実態、実施している対策、そして対策強化のハードルについて深く掘り下げています。主な調査結果は以下の通りです。

  • オンライン試験の運営担当者の62.0%が不正の発覚または疑いを経験しており、特に昇進・昇格試験の担当者では41.8%が明確な不正の発覚を経験しています。

  • 91.3%の担当者が何らかの不正対策を実施しており、対策実施者の67.8%が半年に1回以上、対策を見直しています。

  • 負担に感じる業務の最多は「リアルタイム監視」(42.2%)で、対策強化のハードルとしては「担当者のリソース不足」(37.4%)が最も多く挙げられています。

  • 魅力的な機能としては「AIによる自動監視」(36.4%)が最多で、「既存のシステムに後付けできる監視機能」(28.4%)も注目されています。

6割超が不正の発覚・疑いを経験

オンライン試験で不正またはその疑いが発生したことがあるかを尋ねたところ、「明確な不正が発覚したことがある」(22.4%)と「不正の疑いを持ったことがある」(39.7%)を合わせると、全体の62.0%に上りました。

試験種別で比較すると、昇進・昇格試験の担当者では41.8%が明確な不正の発覚を経験しており、他の試験種別よりも高い割合を示しています。

見抜くのが難しい不正行為と対策の現状

オンライン試験で見抜くのが難しく、警戒している不正行為としては、「スマートフォン・ウェアラブルデバイスなど隠しツールの利用」(32.6%)、「生成AI(ChatGPTなど)の利用」(31.8%)が上位を占めました。これらは担当者の警戒対象であり、実際の発生割合を示すものではありません。

不正対策の実施状況については、91.3%の担当者が何らかの対策を実施しています。主な対策は「誓約書・ルールの周知」(29.0%)、「AIによる自動監視システム」(25.9%)、「顔認証・生体認証による本人確認」(24.7%)などです。

対策を実施している担当者の67.8%が半年に1回以上、対策の見直しやアップデートを行っています。特に明確な不正の発覚を経験した担当者では、91.6%が半年に1回以上見直していると回答しており、経験が対策頻度に影響していることがうかがえます。

しかし、対策実施者全体では35.1%が現在の対策で不正を防げる自信がないと回答しており、特に不正の発覚・疑いがない担当者では50.7%が自信がないと感じています。これは、不正の経験がなくても潜在的な不安を抱えている担当者が少なくないことを示しています。

監視業務の負担と対策強化のハードル

オンライン試験の監視・不正対応で負担に感じる業務として最も多かったのは、「リアルタイム監視」(42.2%)でした。次いで「不正疑い時の判定・対応」(35.7%)、「録画の事後チェック」(29.6%)が挙げられています。監視業務だけでなく、不正が疑われた際の運用設計も大きな課題です。

現状の不正対策に対して、73.7%の担当者が危機感を抱いていますが、所属組織の取り組みが十分だと感じているのは51.6%に留まります。危機感を持ちながらも組織の取り組みが不十分だと感じている担当者は32.4%と、3人に1人の割合です。

対策強化を進める上でのハードルとしては、「担当者のリソース不足」(37.4%)が最多で、続いて「専門的な知識・ノウハウ不足」(30.9%)、「予算の制約」(30.4%)が挙げられました。これらの課題は、監視性能だけでなく、導入・運用時の人員、知識、費用、移行負担を考慮する必要があることを示唆しています。

魅力的な不正対策機能

オンライン試験のシステムや不正対策で魅力的だと感じる機能については、「AIによる自動監視(視線、挙動、音声など)」(36.4%)、「なりすましを防止する顔認証機能」(31.3%)、「既存のシステムに後付けできる監視機能」(28.4%)が上位に挙がりました。自動監視や本人確認に加え、既存システムとの連携や試験に応じた監視強度の選択に高い関心が寄せられています。

株式会社シェアウィズの取り組みと提供サービス

株式会社シェアウィズは、本調査結果を踏まえ、試験の公平性と運営負担の両立には、試験の目的や重要度に応じた対策の組み合わせと、継続的な運用体制の構築が重要であると考えています。AIを活用した検知と担当者による確認・判断の組み合わせ、既存システムを活かした監視機能の追加などがその選択肢としています。

ProctorWis Connect

「ProctorWis Connect」は、既存のLMS(学習管理システム)や試験システムにSDK(ソフトウェア開発キット)やAPI(アプリケーションプログラミングインターフェース)で組み込めるオンライン試験監視サービスです。AI監視、不正が疑われる挙動の検知、顔認証による本人確認などを追加でき、監視強度は3段階から選択可能です。

ProctorWis Connectの詳細・導入相談:
https://wisdombase.share-wis.com/proctorwis-connect/

WisdomBase

「WisdomBase(ウィズダムベース)」は、研修・講習会・検定実施団体向けのeラーニングシステムです。申込み、受講料の徴収、オンライン学習・試験、証明書発行、受講者管理など、一連の業務を支援します。オンライン試験では、顔認証による本人確認やAI監視に加え、専用ブラウザ「Safe Exam Browser(SEB)」との連携に対応し、試験環境に応じた不正対策を支援します。

WisdomBaseの詳細:
https://wisdombase.share-wis.com/

Safe Exam Browserとの連携について:
https://wisdombase.share-wis.com/news/safe-exam-browser-release/

調査概要

今回の調査は、オンライン試験の不正対策に関する現状と課題を客観的に把握するために実施されました。調査の詳細は以下の通りです。

項目 内容
調査名 「オンライン試験不正対策における危機感と課題」に関する実態調査
調査期間 2026年8月13日(木)~2026年8月14日(金)
調査方法 PRIZMAによるインターネット調査
調査人数 1,006人
調査対象 直近1年以内にオンライン試験の運営・監視・企画に携わった担当者
調査元 株式会社シェアウィズ
モニター提供元 サクリサ

本調査レポートは以下のリンクからダウンロードできます。
https://wisdombase.share-wis.com/download/proctor-online-exam-survey

オンライン試験の公平性を確保しつつ、運営側の負担を軽減するための取り組みは今後も重要となるでしょう。