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次期学習指導要領で塾の役割はどう変わる? 文部科学省学校DX戦略アドバイザー・平井聡一郎氏が登壇する無料オンラインセミナー、11月17日開催

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学習塾・学校・生涯学習教室向けのICT教材システムを企画・制作・販売する株式会社日本コスモトピアは、株式会社FCEとの共催で、2026年11月17日(火)にオンラインセミナーを開きます。対象は学習塾の経営者・教室長・講師です。講師は合同会社未来教育デザイン代表社員の平井聡一郎氏が務めます。セミナーでは次期学習指導要領の方向性を理解し、それを塾での指導や学習支援にどう活かすかを考えます。

合同会社未来教育デザイン代表社員   平井聡一郎 氏
合同会社未来教育デザイン代表社員   平井聡一郎 氏

塾の現場に広がる「評価が見えにくい」という悩み

現在、次期学習指導要領の改訂に向けた議論が進んでいます。学習塾の現場からは、「学校の内申点評価の基準が見えにくい」「定期テストで高得点を取っても評価につながらない生徒がいる」といった悩みや、入試制度の変化にどう対応すべきかという不安の声が多く寄せられています。

FCEと日本コスモトピアは、どちらも文教事業と学習塾事業を展開しています。両社は長年にわたり、公立・私立学校から全国の学習塾まで、教育現場を支援してきました。その経験から、学校と学習塾がそれぞれの知見や取り組みを、立場を越えて共有することが重要だと考えています。

日本コスモトピアはFCEとともに、今回のセミナーをはじめとする取り組みを通じて、学校関係者や学習塾関係者、保護者など、さまざまな立場の人が実践を共有し、学び合える場をつくることを目指しています。各現場で生まれた実践を、学校と学習塾の垣根を越えた教育改革の「大きなうねり」へと広げていく考えです。

セミナーで扱う4つのテーマ

当日は、両社が培ってきた知見をもとに、これからの学校教育の方向性を踏まえた指導や学習支援のあり方を考えます。参加者が自塾の取り組みを見直し、子どもたちの学びの充実につなげるきっかけにすることが狙いです。セミナーで考えるテーマは次の通りです。

  • 次期学習指導要領の方向性を塾の視点で捉える:これからの学校教育が目指す学びを踏まえ、塾が押さえておきたい視点を考えます
  • 学校の学び・評価・入試をどうつなげて考えるか:学校の現在の学習評価の考え方と、今後の見直しに向けた議論を分けて整理し、塾の指導に生かせる視点を探ります
  • 保護者に選ばれ続ける塾が今取り組むべきこと:成績向上や受験指導に加えて、生徒が自ら学ぶ力を育む指導や学習支援のあり方を考えます
  • 質疑応答:申し込み時やセミナー当日に寄せられた質問に答え、塾の現場の課題について理解を深めます

講師・平井聡一郎氏が語る塾の戦略

平井氏は合同会社未来教育デザイン代表社員で、株式会社情報通信総合研究所の特別研究員も務めています。これまでに文部科学省 学校DX戦略アドバイザー、総務省 地域情報化アドバイザー、デジタル庁 デジタル推進委員を歴任しました。茨城県内の公立小中学校で教諭、校長、指導主事として33年間勤務した経験があり、教育政策と現場の両方を熟知しています。現在は、ICT機器の活用を切り口に、これからの時代に求められる教育改革の推進に取り組んでいます。

平井氏は、次期学習指導要領の告示直前の今、学校教育が知識伝達型の授業から課題解決型の学びへ移りつつあると指摘します。そのなかで、「テストの点数を上げる」だけの指導では他塾との差別化が難しくなっているといいます。また、議論の核となる「自ら学ぶ力(エージェンシー)」や「メタ認知」は今後の通知表(内申点)や入試の合否に直結するとし、こうした学校での評価構造の変化を正確に読み解き、いち早く指導に取り入れられるかどうかが、これからの塾経営で最大の競争力になると述べています。

一方で平井氏は、指導のすべてを急に変える必要はないとも話しています。これまでの成績向上・受験指導の強みを活かしながら「バックワード・デザイン」の視点を取り入れれば、現場の負担を抑えつつ(Start smallで)新しい学びの形を築けるという考えです。さらに、学校の学びや入試の変化に不安を抱える保護者は少なくないとして、経験や勘ではなく確かな根拠(データ)に基づいて「成績向上」と「自立した学習者の育成」の両立を示せれば、保護者への強力なアピールとなり、圧倒的な信頼を獲得できるとしています。セミナーでは、他塾から一歩抜け出し、地域で「選ばれ続ける塾」になるための戦略を参加者とともに考えるとしています。

セミナー概要

  • 日時:2026年11月17日(火)13:00~14:30
  • 対象:学習塾経営者・教室長・講師
  • 講師:合同会社未来教育デザイン 平井聡一郎氏
  • 形式:オンライン(Zoom)
  • 参加費:無料
  • 申し込み:日本コスモトピアのWebサイト上のセミナーページから受け付け

なお、自治体・学校関係者向けには、平井氏による別のセミナー「生成AI時代に『自ら学ぶ子』はどう育つ?~AIに頼る子・使いこなす子を分ける『自己調整力』~」も案内されています。日本コスモトピアの前身である(旧)日本コスモトピアは1982(昭和57)年に、小・中・高校生向けの学習塾として奈良県でスタートしました。2024年に株式会社FCEの子会社となり、同じ社名で新たに設立されています。

出典:株式会社日本コスモトピア