基礎知識は「生成AI」、判断・マネジメントは「対人・対面」が適していると回答 研修受講者3,706件の調査結果

SMBCコンサルティング株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:髙﨑栄一)は、SMBCビジネスセミナー「みんなの研修」の受講者を対象にアンケート調査を行い、3,706件の回答を集計しました。質問の内容は、仕事に必要な知識やスキルをどのように学んでいるか、生成AIをどの程度使っているかなどです。その結果、生成AIは仕事や学習の手段として使われている一方で、学ぶ内容によって選ばれる方法が分かれていることがわかりました。基礎知識の習得では「生成AI」、判断力・意思決定力やマネジメント・部下育成では「対人・対面」が選ばれています。

生成AI、仕事で約7割が週数回以上利用し、学びの手段でも最多
仕事で生成AIを使う頻度を尋ねた設問(正式有効回答数3,646件、単一回答)では、「ほぼ毎日」が43.1%、「週に数回程度」が26.3%でした。両者を合わせると69.4%となり、約7割が週数回以上、仕事で生成AIを利用しています。
過去3か月間に、仕事に必要な知識・スキルを学ぶために使った手段(正式有効回答数3,570件、複数回答)では、「生成AI」が57.3%で最も多くなりました。「Web検索・Web記事」の40.4%を上回っています。生成AIが仕事そのものに加えて、学びの手段としても使われている様子がうかがえます。

学ぶテーマによって「最も適していると思う方法」は異なる
続いて、学ぶ内容ごとに、8つの学習方法の中から最も適していると思うものを1つ選んでもらいました(正式有効回答数はテーマごとに異なり、3,119~3,170件)。基礎知識の習得では「生成AI」が38.6%で最多でした。一方、判断力・意思決定力では「上司・同僚」が38.3%、マネジメント・部下育成では「対面型研修」が39.0%で、それぞれ最も多く選ばれています。
この調査では、「対面型研修」「上司・同僚」「社外の専門家」の3つの方法を合計したものを「対人・対面」と分類しています。この「対人・対面」の割合は、判断力・意思決定力で73.8%、マネジメント・部下育成で81.4%でした。生成AIが学習手段として利用される中でも、基礎知識の習得と、判断やマネジメントに関する学びとでは、適していると考える方法に違いが見られます。
生成AIを日常的に使う人でも傾向は変わらず
仕事で生成AIを「ほぼ毎日」または「週に数回程度」利用する2,530人に絞った分析も行われています。基礎知識の習得(正式有効回答数2,150件)では、46.7%が「生成AI」を選びました。一方、判断力・意思決定力(同2,136件)では72.4%、マネジメント・部下育成(同2,143件)では81.5%が「対人・対面」の学習方法を選んでいます。生成AIを日常的に利用する人に限っても、全体と同様の傾向が確認されました。

調査の概要と読み解く際の前提
SMBCコンサルティングは今回の結果を受け、生成AIを含むさまざまな学習手段の特長を踏まえた研修に取り組むとしています。ビジネスパーソンが自身の課題や役割に応じて必要な能力を身につけられるよう、実践的な研修機会を提供していく方針です。調査の概要は以下のとおりです。
- 調査名:「2026年働く人の学びに関する調査」
- 調査主体:SMBCコンサルティング株式会社
- 調査対象:SMBCビジネスセミナー「みんなの研修」の対面型セミナー受講者
- 調査期間:2026年8月19日から同年9月30日
- 集計対象:3,706件
- 調査方法:対面型セミナー受講者へのアンケート(紙)
- 集計基準:各設問の無回答・回答ルール違反等を除いた正式有効回答を分母として算出
なお、この調査は研修受講者を対象としたもので、全国の就業者を代表する標本ではありません。設問ごとに正式有効回答数が異なり、複数回答の設問では回答率の合計が100%を超える場合があります。また、学習方法について回答者がどう認識しているかを尋ねたものであり、各学習方法による実際の学習効果を比較したものではありません。調査結果を引用・転載する際は、「2026年SMBCビジネスセミナー『みんなの研修』調べ」とクレジットを明記するよう求められています。
SMBCコンサルティングは「成長するよろこびをすべての人に。」をコーポレートスローガンに掲げ、企業の経営課題の解決と人材育成を支援しています。「SMBCビジネスセミナー みんなの研修」をはじめ、企業向け研修や法人会員組織「SMBC経営懇話会」の運営、コンサルティングなどを手がけています。これまでの研修受講者数は延べ100万人を超え、新入社員から現場の実務担当者、管理職、経営層まで、幅広い階層の人材育成をサポートしてきました。












