神戸電子専門学校がエックスサーバーと産学連携 学生が実際のサーバー環境で「創って、公開する」までを経験

学校法人コンピュータ総合学園 神戸電子専門学校(兵庫県神戸市中央区)は、エックスサーバー株式会社(大阪府大阪市北区、代表取締役:小林 尚希)との産学連携を開始します。エックスサーバー株式会社は、レンタルサーバー「エックスサーバー」を展開しています。同サービスは2026年6月時点のW3Techs「Distribution of Web Hosting Providers among websites that use Japan as server location」の調べで、国内シェアNo.1とされています。
今回の連携では、神戸電子専門学校でWebデザインやプログラミングなどを学ぶ学生に対し、エックスサーバー株式会社がWebサイト制作やポートフォリオ制作などに使える実践的なサーバー環境を提供します。学生は実際の現場でも使われているサーバー環境を活用し、制作・開発したものをインターネット上に公開するまでの一連の流れを経験します。こうした経験を通じて、より実践的なスキルの習得を目指します。

「つくる」だけでなく「公開・運用」までを学ぶ必要性
Webサイト制作やシステム開発の現場では、デザインやプログラミングなどの技術を身につけることに加えて、制作・開発したものを実際にサーバーへ公開し、運用するまでを経験することが重要になっています。一方で、教育現場では、学生が実務に近いサーバー環境を継続的に使いながら学べる機会を整えることが、実践的な人材育成における重要な課題の一つとなっています。
神戸電子専門学校は1958年の創立以来、IT・情報処理、ゲーム、AI、Webデザインなど、幅広いIT・クリエイティブ分野において、「創って学ぶ」ことを重視した実践的な教育に取り組んできました。今回、インターネットインフラ事業を手がけるエックスサーバー株式会社と連携することで、学生がより実務に近い環境で学び、自ら制作・開発した成果物を実際に公開する経験を積むことができる学習環境を整えます。

授業や制作活動でサーバー環境を活用
学生は、授業や実習、個人・チームでの制作活動などで、エックスサーバーの実践的なサーバー環境を使います。主な活用例は次のとおりです。
- Webサイト制作から公開までの実践:企画・デザイン・コーディングを行ったWebサイトを実際にサーバーへアップロードし、インターネット上に公開します。Webサイトを「制作する」ことにとどまらず、「公開して多くの人に届ける」ところまでを、ひとつながりの制作プロセスとして経験します。
- 学生ポートフォリオの制作・公開:自分で制作した作品やWebサイト、システムなどをまとめたポートフォリオを制作し、公開します。就職活動や作品発表の場で、自らのスキルや成果を発信する機会としても活用していきます。
神戸電子専門学校は、学生が知識や技術を学ぶだけでなく、自ら考え、創り、成果物として形にすることを大切にしています。今回の連携により、制作物を「つくって終わり」にせず、実際のサーバー環境に公開し、インターネットを通じて社会へ発信するところまでを学べるようになります。同校は今後も企業や社会との連携を通じて、実際の仕事や現場に近い環境で学ぶ機会を積極的に生み出し、社会で活躍できるIT・クリエイティブ人材の育成を進めていくとしています。

両者のトップが語る連携の意義
神戸電子専門学校の校長・福岡 壯治氏は、IT・Web分野では知識や技術の習得に加えて、自ら制作・開発したものを実際に公開し、社会に届けるところまでを経験する「在校中の社会実装」が重要だと述べています。同校ではこれまでも「Learn by Creation / 創って学ぶ」を大切に実践的な教育に取り組んできました。今回の連携により、学生たちはより実務に近い環境で、Webサイトやシステムの制作から公開までを経験できるとしています。
エックスサーバー株式会社の代表取締役・小林 尚希氏は、Web制作を学ぶうえで、制作したWebサイトを実際に公開し、運用・管理まで経験することは、実践的なスキルを身につけるための重要なステップだと述べています。そのうえで、自社のサーバー環境を学生の学びに活かせることを大変うれしく思うとし、今後も次世代を担うIT人材の育成をインフラ面から支援していくとしています。
神戸電子専門学校は、1958年に兵庫県神戸市に設立された専修学校です。創立以来65年以上にわたり、2万人以上のデジタル専門職業人を産業界に送り出してきました。現在は、指数関数的な技術進化による社会変化に対応する「クリエイティブ・エンジニア」の育成を使命に掲げ、IT分野をはじめ、ロボット、ゲームソフト開発、eスポーツ技術、建築、3DCG、グラフィックデザイン、製品デザイン、アニメ、サウンド、声優など幅広い学科を設けています。毎年2月には卒業・進級制作展「Digital Works(デジタルワークス)」を開催し、各産業界を代表する企業との連携による課題解決事例を発信しています。












